笑顔の先には笑顔が広がる
5月19日 大阪府松原市の社会福祉法人「まつのみ福祉法人設立20周年記念式典」で講演いたしました。
あいにく講演の写真がありませんが、利用者さんと一緒に合唱にも参加しました。

オリジナル曲5曲をしっかり覚えて元気にパワフルに歌われて、会場からは大きな拍手が湧き起こりました。
最後の曲「まつのみロックンロール」ではもうみんなノリノリ!!
リズムに合わせて手拍子や足拍子!
ダンスをする方も!!
桐生の講演の中の「みんなで楽しく体を動かしましょうコーナー」では全てのかたが立ち上がって一緒に曲に合わせてダンス!
利用者さんも一緒に盛り上がりました。
「宝塚100年のあるあるに学ぶ」という演題でお話をしましたが、皆さんの反応が素晴らしく会場一体が笑顔あふれる講演となりました。
全国どこにでも出張講演いたします。
PETIPAの講演は聴講者参加型です。とても楽しい講演ですのでどうぞお気軽にお問い合わせください。
https://petipa.jp/seminar/
幼稚園・保育園・こども園にも出張研修いたします。
全国の園様に出張しているPETIPAです。運動会・発表会のコンテンツから歌やダンス、劇の基礎の研修。発表会全てのプロデュースと指導もいたします。
地域の方も参加できる子育て講演も大好評です。お気軽にお問い合わせください。
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ただいま夏の保育研修の募集、絶賛受付中です。
PETIPAの夏の保育研修は「楽しい!元気になる!即役にたつ!」と大好評です。
2019年夏の保育研修の詳しい情報をご覧ください。
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元宝塚歌劇団 桐生のぼる著書から抜粋しています。
宝塚歌劇団100年の「あるある」に学ぶ組織論として出版致しました。
楽しいエピソードの一つ一つをご紹介しながら、宝塚の精神にふれ、女性だけの集団が日本の伝統に根ざしつつ革新をも生み続けてきた秘密を明かして行きます。
とても楽しいエピソードを著書の最初から最後まで抜かすことなくご紹介していますので、楽しんでお読みください。
(すでにたくさんのエピソードがこちらの「宝塚あるある」にアップされています。)
https://petipa.jp/category/aruaru/
桐生のぼる著書「なぜ、下級生は廊下を直角に歩くのか?」より

第1章 男役と娘役はどのように決まるの?
「女性が演じる男性」と「女性が演じる男性の相手を演じる女性」。
男役と娘役が演じる舞台は、多くのファンの心をとらえて離しません。
では、音楽学校に入学後、男役になるのか、娘役になるのかはどのように決まる
のでしょうか。
これは、宝塚に関する質問の中でも特に多いものです。
人生の夢は自分で勝ち取る!
結論から先にお話しましょう。自分で決めるのです。
ほとんどの人が「あなたは男役」と劇団から決められると思っているようですが、
そうではありません。あくまでも自分の意志なのです。
とはいうものの、音楽学校に入学して同期生を見渡したとき、ずば抜けて背が高い
人が娘役を希望したり、歌が得意でキーがハイソプラノなのに男役を目指したりする
人はあまりいません。
「性別」を決める目安は、背の高さとその人の持ち味です。
私の時代でしたら背の高さの境目が一六三センチくらいでした。もちろんそれより
も背の低い男役もいましたし、一六五センチくらいの大きめの娘役もいました。
音楽学校に入ってすぐの演劇の授業では、すでに男役と娘役に別れてレッスンをし
ますので、私のように一六三センチという微妙な身長の人は悩みます。
しかし、自分の人生です。
「夢」を実現するために入学したのですから、背が少々低くても「男役でいきたい!」
と思えばそれで決定です。
あとは努力のみです。
念願の男役に。しかし身長がコンプレックスに
「宝塚のトップスターになりたい!」
憧れて入学した私の選択はもちろん男役でした。
念願の男役となり、新人のころからいい役をいただいたり、 歌のソロを歌ったり、レ
コードを出したりしていた私は、とても恵まれていました。
オスカルを演じたときは、自分の持ち味にピタッとくる役をいただけて本当にうれ
しかったものです。
ところが身長は一六三センチ。宝塚の男役の中ではかなり低く、とにかく私という
存在自体がコンプレックスという時期さえありました。しかも配属された星組のトッ
プスターは鳳蘭さん。鳳さんは長身で、回りの男役もほかの組より群を抜いて背の高
い上級生ばかりでした。
私は少しでも大きく見せたいと、公演では靴の中に、上げ底のためのヒールを入れ
てダンスを踊っていたのでした。毎日毎日。
「私のコンプレックスは背が低いこと。何とかしたい!」と正直にいうことができた
らどれほど楽だったでしょう。
しかしコンプレックスを心の奥に深くしまいこんで、がんばり続けていました。
私は私の道を歩きたい! そして、娘役に
やがて自分自身と向き合い、将来のことを考えるようになっていきました。これか
ら先、まだまだ宝塚で活躍したいし、そのためには娘役に転向するのが最善なのでは
ないだろうかと。
しかし、それは私一人では決めることができない問題だったのです。なぜなら、ファ
ンは「男役の桐生のぼる」のファンだったのですから。
でも私は私の道を歩きたい! 心を決めて劇団にお願いに行き、娘役への転向が決
まりました。
「ファンが一人もいなくなっても仕方ない」。そう覚悟していたのに、何と男役のとき
よりもさらにファンの人数は増えていったのです!
自分を正直に見つめることは本当に難しいことです。でも恐れずに直視して、進ん
でいけば道は開かれるということを学びました。
人生にはそういう転機が必ずあると思いますし、そのあと、必ず信じる道が開いて
いくと確信しています。
最初の記事からご覧になりたい方はこのページからご覧ください。
https://petipa.jp/aruaru/宝塚あるある①/
3月16日17日、自社劇場プチテアトルPETIPA公演は大盛況でした!

今回はミステリアスでダークなムードのある2作品「Sister」「カード」。コンパクトな空間はお客様もお芝居の中に入り込んでしまったような錯覚に陥ってしまう・・・そんな不思議な感覚で、皆さんとても面白い!と大好評でした。

ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回の公演は10月初旬の予定です。
PETIPAはこれから夏の保育者むけ研修一筋!!で頑張っていきます!
幼稚園・保育園・こども園の先生向けホームページはこちらです。夏の研修会の情報もたくさんアップしています。
https://petipa-hoikukensyuu.com/workshop/
株式会社PETIPAは2019年3月2日で会社設立7周年を迎えました。
幼稚園・保育園・こども園の先生向け研修・企業や女性向け講演・自社劇場プチテアトルPETIPAの公演、の三本柱でここまで活動してこられましたのも本当に皆さまのおかげです!
心より感謝申し上げます。

桐生の3人の子供がお世話になった幼稚園の園長先生が背中を押してくださって無我夢中で始めた保育者むけ研修会は今年で14年目を迎えのべ15000人の先生方のご参加いただいております。
毎回毎回反省と工夫を凝らして全身全霊で挑んでいます。
講演では本当に楽しく参加してくださる聴講者の方々がお元気なこと、舞台も同じように客席と観客の垣根のない独特な盛り上がりで、かえって私たちの方が元気をいただいているくらいです。
「笑顔の先には笑顔が広がる」ずっとこの言葉を胸にもっともっと「笑顔の輪」が広がるように頑張っていきたいと心に誓っていますので、これからもどうぞPETIPAをよろしくお願いいたします。
色々なところで皆さまにお会いできることを心より楽しみにしています!!
保育者むけ情報はこちらです。
https://petipa-hoikukensyuu.com
PETIPA保育者向け研修の今年新企画「こどもの音感・リズム感をよくする研修会」が東京・福岡で開催されます。

詳しくはこちらにアップされています。
https://petipa-hoikukensyuu.com/hoikukensyu/onnkan-rizumukann1141/
今年で14年目になる夏の保育者向け研修。
述べ15,000人の参加者をいただいています。
2019年は2種類の研修を行います。
「みんなができるダンス・歌・劇発表研修会」

詳しくこちらにアップしていますのでご覧ください。
https://petipa-hoikukensyuu.com/hoikukensyu/kennsyuukai/
そして、もっと日常のダンスや歌の基本を学びたい方向けに開催する「こどもの音感・リズム感をよくする研修会」です。
違いは・・・「基本をしっかり」歌やダンスの指導法をとことん丁寧に研修!!というものです。
参加者全員にプレゼントされる教材を使って研修するのでとても丁寧で安心。
〜「楽しくプチ・トレ」音感・リズム感アッププログラム 〜(CD・DVD2枚組)

保育者むけホームページはこちらです。
https://petipa-hoikukensyuu.com
(以下桐生のぼる著書「なぜ、下級生は廊下を直角に歩くのか?」より)
宝塚には無くてはならない「美しいラブシーン

(写真はPETIPA公演 新神戸オリエンタル劇場)
稽古場でも、この場面になると、トップスターのすてきな芝居を見て、自分が出演
者だということもすっかり忘れて見入ってしまったものです。
『ベルサイユのばら』のフィナーレのデュエットのボレロは美しくセクシーな振付で
有名でした。
ファンだけでなく、出演者までもがこのダンスに心奪われ、その場面になると、み
んな早替わりをしてでも上下(かみしも)の袖で見学するので、袖は下級生で鈴なりになっていま
した。
そのデュエットの振付は完成するまで一切立ち入り禁止で、スター二人と振付の先
生のみの稽古でした。
一般的な宝塚の振付とは少し違い、インパクトのあるセクシーな振付でしたので、
相当な集中力をもっての稽古場だったのではないでしょうか。
完成した振付を稽古場ではじめて見たときの感動は、今でも胸に蘇ってきます。
「ベルばらのボレロ」は多くのファンに熱狂的に支持され、有名なダンスシーンとな
りました。
後に代役という形で、そのシーンを鳳蘭さんと何度も踊ることになるとは夢にも思っ
ていませんでしたが。
男役を引き立てる。娘役の心意気
このように書くと、とても「男尊女卑」な世界だと感じる人が大勢いると思います。
しかし、宝塚にはここまで男役を引き立てる理由があるのです。それは女優さんと娘
役の違いです。
宝塚の娘役の相手は男役、つまり「女性が演じる男性」です。
ですから娘役は「女性が演じる女性」でなくてはいけないのです。もっと細かくい
うと「女性が演じる男性の相手役としての女性」なのです。
ですから娘役は男役から三歩下がって、相手役が頼りがいのある男性、格好良い男
性に見えるように演じ、その対比から「このカップルはステキ!」と思ってもらえる
のです。
これは娘役の心意気といったところでしょうか。
元気が出る宝塚エピソード最初からご覧になりたい方は
https://petipa.jp/aruaru/宝塚あるある①/
宝塚あるあるとは?
女性だけの劇団として多くの人に夢を与えて続けて100年、宝塚のブランドを支えてきた数々の理由があります。
「宝塚あるある」には組織の維持やブランド力向上に悩む多くの方にとって役立つ内容が盛りだくさん。
ビジネスのヒントとして、楽しい会話や営業トークとして活用し、みなさんの仕事や日常生活に活かしてくださいね。
「宝塚あるある」記事一覧は こちら
2019年第14回「みんなができるダンス・歌・劇発表研修会」開催予定のお知らせ。
今年初ダンスも歌も劇発表も一日で研修できるという企画です。

『ダンス』
全50曲以上のラインナップからよりどりみどり!
新作もいっぱい登場します!!
『歌』
ピアノが苦手でも大丈夫!!
指導法がわかれば、こどもの音感もアップ!
『劇発表』
こどもの個性が光る・のびのびと演技をする!「こども歌劇®️」
先生も保護者も感動の涙!
舞台のプロのPETIPAが今まで培ってきた様々な技術やコツ、ちょっとした考え方を指導することによって
先生方が生き生きとなることを目指しています。
もっと詳しい情報はこちらへ。
PETIPA保育者向けサイトです。
https://petipa-hoikukensyuu.com
(以下桐生のぼる著書「なぜ、下級生は廊下を直角に歩くのか?」より)
女性が演じる「男役」と、女性が演じる「娘役」。
格好良い「男役」を究極まで格好良くする。
それは「娘役」の心意気次第。
そうして、「ステキ!」とうっとりするようなカップルが誕生するのです。

(写真は桐生のぼるのブロマイドより)
本当の恋人のように男役に尽くす
宝塚における娘役は、娘役自身の美しさや存在感に加えて、世界中どこにもいない
ステキな男役を、さらに格好良く、頼りがいのある男役にとグレードアップするとい
う重要な役目を持っています。
娘役が相手役に寄り添う美しさと可憐さで、その相手の男役はますます輝くのです。
娘役は稽古場ではレオタードの上から稽古スカートをはいて練習しますが、その丈は
三種類ほど作ります。膝丈、ミディ丈、裾まであるロング丈。それぞれがほとんど全
円です。全円だと踊るとふわーと広がってとても綺麗に見えるからです。
その時々の作品に合わせてスペインものなど、情熱的な場面には黒とか赤、紫など、
ファンタジックな場面には白、ピンク、淡いブルーなどを準備します。
相手役が決まっているときは、相手の男役の稽古着に合わせて雰囲気の良い色合い
になるようにという気も利かせます。
髪型にも気を遣います。
男役と組んで踊るときにクルクルッと回してもらったり、リフト(男役が娘役を持
ち上げたり腰にのせて回したりすること)がある場合、娘役の髪の毛が男役の顔に当
たらないような髪型にしなくてはいけません。持ち上げるときや娘役の背中をフォロー
して倒したりするときに、長い髪の毛を挟んでしまうようなことのないように、また、
髪飾りやイヤリングなども、男役の手に当たって傷をつけたりしないように気を配っ
ています。
講演では宝塚エピソードから職場や日常に活かせるお話が好評です。
https://petipa.jp/seminar/
自社劇場プチテアトルPETIPA3月公演のお知らせです。

今度のPETIPAは笑わせてくれない。
占い師のきるカード、それは予言ではなく運命を操るものだった。
1人2役、4人で8役を演じる「カード」。
姉の絵を描く画家、そこには隠された秘密が・・・
アンリアルな世界へあなたを誘う「Sister」。
プチテアトルPETIPAこけら落としから丸3年。毎回楽しくて、面白くて、感動で・・・抱腹絶倒の公演が多いPETIPAでしたが・・・今回はちょっと趣を変えて、ミステリアスな舞台となります。
でもリアルすぎる悲劇は扱わないPETIPAです。思いっきり不思議で非日常な世界へお連れします。
お芝居大好きな方必見!!コンパクトな劇場で、役者の息遣いまでが感じられる臨場感に浸ってください。
2019年3月16日(土) 14:00〜
17日(日) 11:00〜/15:00〜
チケット 4000円(ワンドリンク付)
脚本 谷口真実子
演出 桐生 のぼる
出演 鎌田圭司 有希晃 北小路まな 谷口真実子
お問い合わせ・お申し込みは
Mail・・・petipa.info@gmail.com (株)PETIPAまで
心に響くお芝居をぜひご覧ください!
ご来場を心よりお待ちしております!!
職場や家庭でも役立つ「宝塚あるある」エピソードです。
https://petipa.jp/category/aruaru/