笑顔の先には笑顔が広がる
3月16日17日、自社劇場プチテアトルPETIPA公演は大盛況でした!

今回はミステリアスでダークなムードのある2作品「Sister」「カード」。コンパクトな空間はお客様もお芝居の中に入り込んでしまったような錯覚に陥ってしまう・・・そんな不思議な感覚で、皆さんとても面白い!と大好評でした。

ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回の公演は10月初旬の予定です。
PETIPAはこれから夏の保育者むけ研修一筋!!で頑張っていきます!
幼稚園・保育園・こども園の先生向けホームページはこちらです。夏の研修会の情報もたくさんアップしています。
https://petipa-hoikukensyuu.com/workshop/
株式会社PETIPAは2019年3月2日で会社設立7周年を迎えました。
幼稚園・保育園・こども園の先生向け研修・企業や女性向け講演・自社劇場プチテアトルPETIPAの公演、の三本柱でここまで活動してこられましたのも本当に皆さまのおかげです!
心より感謝申し上げます。

桐生の3人の子供がお世話になった幼稚園の園長先生が背中を押してくださって無我夢中で始めた保育者むけ研修会は今年で14年目を迎えのべ15000人の先生方のご参加いただいております。
毎回毎回反省と工夫を凝らして全身全霊で挑んでいます。
講演では本当に楽しく参加してくださる聴講者の方々がお元気なこと、舞台も同じように客席と観客の垣根のない独特な盛り上がりで、かえって私たちの方が元気をいただいているくらいです。
「笑顔の先には笑顔が広がる」ずっとこの言葉を胸にもっともっと「笑顔の輪」が広がるように頑張っていきたいと心に誓っていますので、これからもどうぞPETIPAをよろしくお願いいたします。
色々なところで皆さまにお会いできることを心より楽しみにしています!!
保育者むけ情報はこちらです。
https://petipa-hoikukensyuu.com
(以下桐生のぼる著書「なぜ、下級生は廊下を直角に歩くのか?」より)
宝塚には無くてはならない「美しいラブシーン

(写真はPETIPA公演 新神戸オリエンタル劇場)
稽古場でも、この場面になると、トップスターのすてきな芝居を見て、自分が出演
者だということもすっかり忘れて見入ってしまったものです。
『ベルサイユのばら』のフィナーレのデュエットのボレロは美しくセクシーな振付で
有名でした。
ファンだけでなく、出演者までもがこのダンスに心奪われ、その場面になると、み
んな早替わりをしてでも上下(かみしも)の袖で見学するので、袖は下級生で鈴なりになっていま
した。
そのデュエットの振付は完成するまで一切立ち入り禁止で、スター二人と振付の先
生のみの稽古でした。
一般的な宝塚の振付とは少し違い、インパクトのあるセクシーな振付でしたので、
相当な集中力をもっての稽古場だったのではないでしょうか。
完成した振付を稽古場ではじめて見たときの感動は、今でも胸に蘇ってきます。
「ベルばらのボレロ」は多くのファンに熱狂的に支持され、有名なダンスシーンとな
りました。
後に代役という形で、そのシーンを鳳蘭さんと何度も踊ることになるとは夢にも思っ
ていませんでしたが。
男役を引き立てる。娘役の心意気
このように書くと、とても「男尊女卑」な世界だと感じる人が大勢いると思います。
しかし、宝塚にはここまで男役を引き立てる理由があるのです。それは女優さんと娘
役の違いです。
宝塚の娘役の相手は男役、つまり「女性が演じる男性」です。
ですから娘役は「女性が演じる女性」でなくてはいけないのです。もっと細かくい
うと「女性が演じる男性の相手役としての女性」なのです。
ですから娘役は男役から三歩下がって、相手役が頼りがいのある男性、格好良い男
性に見えるように演じ、その対比から「このカップルはステキ!」と思ってもらえる
のです。
これは娘役の心意気といったところでしょうか。
元気が出る宝塚エピソード最初からご覧になりたい方は
https://petipa.jp/aruaru/宝塚あるある①/
宝塚あるあるとは?
女性だけの劇団として多くの人に夢を与えて続けて100年、宝塚のブランドを支えてきた数々の理由があります。
「宝塚あるある」には組織の維持やブランド力向上に悩む多くの方にとって役立つ内容が盛りだくさん。
ビジネスのヒントとして、楽しい会話や営業トークとして活用し、みなさんの仕事や日常生活に活かしてくださいね。
「宝塚あるある」記事一覧は こちら
自社劇場プチテアトルPETIPA3月公演のお知らせです。

今度のPETIPAは笑わせてくれない。
占い師のきるカード、それは予言ではなく運命を操るものだった。
1人2役、4人で8役を演じる「カード」。
姉の絵を描く画家、そこには隠された秘密が・・・
アンリアルな世界へあなたを誘う「Sister」。
プチテアトルPETIPAこけら落としから丸3年。毎回楽しくて、面白くて、感動で・・・抱腹絶倒の公演が多いPETIPAでしたが・・・今回はちょっと趣を変えて、ミステリアスな舞台となります。
でもリアルすぎる悲劇は扱わないPETIPAです。思いっきり不思議で非日常な世界へお連れします。
お芝居大好きな方必見!!コンパクトな劇場で、役者の息遣いまでが感じられる臨場感に浸ってください。
2019年3月16日(土) 14:00〜
17日(日) 11:00〜/15:00〜
チケット 4000円(ワンドリンク付)
脚本 谷口真実子
演出 桐生 のぼる
出演 鎌田圭司 有希晃 北小路まな 谷口真実子
お問い合わせ・お申し込みは
Mail・・・petipa.info@gmail.com (株)PETIPAまで
心に響くお芝居をぜひご覧ください!
ご来場を心よりお待ちしております!!
職場や家庭でも役立つ「宝塚あるある」エピソードです。
https://petipa.jp/category/aruaru/
(以下桐生のぼる著書「なぜ、下級生は廊下を直角に歩くのか?」より)
フィナーレにトップスターが大階段に現れたとき、衣装の背中についている大き
な羽根。
あの豪華な羽根は今やトップスターの象徴になっていますが、そもそもは娘役の
ものだったのです。
羽根はどのように衣装についているの
今やトップスターの代名詞のようにいわれる大きな羽根ですが、もともとは娘役が
フィナーレでドレスなどにつけていました。
一九六〇年、芸術祭賞を受賞した『華麗なる千拍子』の中で、当時圧倒的な人気を
誇ったトップスター寿美花代さんが、網タイツにだるま(水着やレオタードに近いデ
ザインの衣装)姿で背中に羽根をつけて出た場面はとても有名になりました。
やがて大きな羽根は、いつのころからか男役のトップスターのものになっていきま
した。
さて、大きな羽根は衣装についているように見えますが、実はランドセルのように
背負っているのです。衣装の上から手を通して羽根だけ一番最後に背負います。
客席からは衣装についているかのように見えるようにと、生地や飾りなどに工夫を
懲らしているというわけです。
ファン、そして同じ舞台に出ている生徒たちすべての憧れでもある羽根は、以前よ
りもどんどんと大きくなって、今では重さが二十キロ近くあると聞きます。
その状態でにこやかに歌いながら、足もとを向くこともなく大階段を下りて銀橋ま
で出てくるのですから、トップスターは本当に体力も必要なんです。
キラキラを断った安奈淳さん
『ベルばら』第一期黄金時代のトップスターは、それぞれに個性的でした。
衣装にまつわる面白いエピソードも残っています。
トップスターには公演中は必ず専属の衣装部さんが一人つきます。衣装部さんもそ
のスターが舞台でステキに輝いてもらうために、まさに「命をかけている」ので羽根
もアクセサリーもちょっとでも豪華にといろいろ工夫します。
トップスターに限っては、衣装部さんが衣装にもともとついている飾りだけでは物
足りないと判断すると、その上からスパンコールやブローチをつけ足したりもするの
です。
その衣装部さんがあるとき、少し悲しそうな声でつぶやいていました。
「どのスターも『豪華にして。キラキラつけて』っていってくれるのに、オトミさん
(安奈淳さん)だけは、『これいらない、あれも取ってしまって』というの」と。
これはとても安奈さんらしいエピソードです。安奈さんはシンプルなデザインが好
きだったからなのです。
豪華につけるのも個性。
逆に引き算をしてシンプルにしていくのも個性。
この話を聞いて、より豪華にという傾向の中で自分の個性を貫く姿勢に心から尊敬
したものです。
でも安奈さんの専属の衣装部さんにしてみれば、豪華にキラキラとつけてあげたかっ
たのでしょうね。
元気が出る宝塚エピソード一覧はこちらです
https://petipa.jp/category/%E5%85%83%E6%B0%97%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%82%8B%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E3%82%A8%E3%83%94%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89/
次回はフィナーレで全員が手に持っているブーケのような持ち物のお話です。お楽しみに。
1月19日20日 自社劇場プチテアトルPETIPA新春公演は大盛況でした。
1部は谷口真実子の著書「心が動く物語」から大人が読むおとぎ話の「ティアラと花冠」、感動の涙で溢れる一人芝居「指定席」の2作品を上演いたしました。

(一人芝居「指定席」より リハーサルの写真です)
2部は抱腹絶倒「酒・羅・場」・・・劇団プチパの大スター元町大丸はたった1滴の酒で酔っ払ってしまうという大変な人。舞台前に酔っ払ってしまい、それでもステージを遂行しなくてはいけなくなり・・・相手役や周りの人たちがその暴走をなんとかしようと必死になりながら舞台は進んで・・・という大爆笑のお芝居。
本当にコンパクトな劇場ではあっても至近距離で演技する迫力は圧巻です。お客様は泣いて、笑って、ほっこりして、大満足!笑顔で楽しまれました!
次回は3月16日17日の公演が決定しています。
こちらは一転してシリアスでミステリアスな作品が登場します。
情報アップをお楽しみに!!
全国どこにでも出張講演いたします
https://petipa.jp/seminar/
今自社劇場プチテアトルPETIPAの演出を手がけている私ですが、教えていただいた様々なことが本当に役立っています。
特に女性が演じる「男役」ですから本当の男性に教えていただいたことはとてもありがたいことでした。
(以下桐生のぼる著書「なぜ、下級生は廊下を直角に歩くのか?」より)
男はズドンと立っていろ!!

(写真は桐生の個人的なアルバムから「ベルサイユのばら」オスカルです。)
これは今でも鮮明に覚えているエピソードです。
当時トップスターだった鳳蘭さんを筆頭に、男役ばかりのダンスの場面の稽古をし
ていました。格好良い見せ場です。私はまだまだ下級生で男役ばかりのこんなステキ
な場面に早く出たい! と思っていましたので、目を皿のようにしてどんな場面も見
逃すまいと見ていました。
すると途中で突然、男性の振付の先生が大声で注意をしたのです。
「そんなにゴソゴソ動くな! 男はズドンと立っているだけでいい! こちょこちょ動くから男に見えないんだ!」
衝撃的でした。少しでも格好良く見せるための工夫、つまり目線をどう移すか、振
り向くときに手をどこにおけばいいか、などの細かい動きの工夫はしていても「何に
もしない」ということ、そぎ落とすことこそが男性に見えるのです。
考え方が180度変わった出来事でした。
保育者向けサイトはこちらです。
https://petipa-hoikukensyuu.com/

プチテアトルPETIPA12月公演のお知らせです。
夢があって理屈はなくて元気が出るPETIPAの舞台!
こけら落としから3年の記念公演です!
初の試みのミステリアスでダークな作品が登場します。
ただしPETIPAの作品はダークでも美しく、感動的なお話です。
小劇場ならではの間近の臨場感をたっぷりと満喫してください。
その他クリスマスの月らしく華やかに歌やプレゼントコーナーもございます。
大好評のおしゃれな「Wating for~」も新作を交えて上演するという盛りだくさんの公演です。
慌ただしい12月のひと時を、非日常で豊かな時間をPETIPAのステージ感じていただけると嬉しいです。
皆様のご来場を心からお待ちしています!!
12月 1日(土)14:00〜
2日(日)13:00〜
チケット 4,000円(ミネラルウォーター付)
脚本 谷口真実子
演出・振付 桐生のぼる
出演 鎌田圭司 有希晃 北小路まな 谷口真実子
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